トイレを和式から洋式に改装すべく、まずは解体工事から始める。
解体は、手とコンクリートハンマーの両方によって行う。
解体工事は改装の中でももっとも大変な工事のひとつだ。
工事が大変というわけで、見積りにも多くの金額が計上されている。
今回の見積もりでは、高い方の業者では49,000円、採用した業者でも45,000円が計上されていた。
トイレリフォームにおいて、解体工事が大変な理由
砂出しが大変
周りのタイルや床コンクリート以外にも、解体には「砂出し」という項目がある。
トイレの下にある砂を掘り出す作業を「砂出し」と言うらしい。
和式便所、特に床を一段登ったところに便器がある場合は、砂の量が多くなるらしい。
また、以前汲み取り式だったものを洋式に変える場合は、さらに工数が増えるとのこと。
我が家の場合は、以前汲み取り式でかつ、便器が床を一段登ったところにあるタイプだったので、解体が大変になる。
トイレが狭い
トイレは狭い。なので大人数での解体は無理だ。
1人がトイレの中にこもって黙々と解体することになる。
特に我が家の場合は壁を壊さずにリフォームするので、解体で産まれた瓦礫をいちいち土のう袋に入れ、一定程度溜まったら運び出すという作業を繰り返していた。
気候に左右される
見積りには関係ないし、我が家特有の事情だが、解体するトイレから瓦礫を運び入れるトラックまでは30メートル以上もの距離がある。
しかも、一輪車も使えない。
なので、手で、瓦礫が入った土のう袋をトラックまで運ぶことになる。
晴れているならいいが、雨が降ると、服や靴が濡れるので、家の中に入るのも気を遣う。
工事当日は幸いにも晴れていたのでよかった。
今回は仮設トイレなしのリフォームで、トイレの際には近所の公園までいかなければならないので、個人的にも、晴れているのはありがたかった。