続いて、内装壁の下地を作っていくことになるのだけど、問題になったのは、
元外壁タイル(現在は部屋の中)に壁紙を貼れるか
ということ。
タイルを貼ってある場所に壁紙を貼るには...(検討)
タイルの上に壁紙を貼ろうと思っても、タイルは全く給水しないので壁紙の糊がはがれてしまう。なので、下地処理をする必要がある。
案1:GLボンド工法
案2: 接着剤を使用し、下地ベニヤ合板をタイルの上に貼る
タイルにも付くという接着剤をベニヤ合板に塗布し、ベニヤをタイルに貼り付ける。
接着剤を塗るだけなので簡単そうということでやってみた。
結果:すぐに剥がれた
左写真の白い箇所が接着剤の付いていた部分。
意外と接着力は高くなかった。しかもプロ仕様のでっかい接着剤でも意外とコストがかかるのであきらめた。
案3:パテで塗る
パテではなく石膏でもいいのだけど、手元にあったのがパテだったので、目地・タイル面すべてをパテで塗ってみた。
結果:ボコボコになった
パテは、タイル面に接着しないのではと思ったけど、意外にも接着力は強い。
ただ、粘性が強く、かなり塗りにくい上に、ボコボコになった。
おまけに量も必要なのでコストパフォーマンスはイマイチだ。
左写真が実際にパテを塗った様子。
吸水率に差があるためか、目地のところとタイルのところで色が違うのがわかる。
タイルを貼ってある場所に壁紙を貼るには...(結果)
どうやってもうまく行きそうにないので、タイルを剥がすことにした。
で、タイルを剥がしてみたけどなかなか平滑にならず、いずれにせよ下地処理が要りそうだったので、いっそのこと下地のモルタルを剥がすことにした。
タイル+下地モルタルを解体する
DIYらしい行き当たりばったりの工事方法を採用してしまったため、大引工事に引き続いて、またまた室内でコンクリート解体工事をする羽目になった。
今回は解体する量が多いため、廊下にまで粉塵が舞う始末となった。
非常に頑丈に思えたモルタル面も、一部を壊すとあとは一気に壊すことができ、1時間ちょっとで全部壊すことができた。
上の写真の左側がいろいろ検討していたときの写真、右が解体後の写真。
解体したら後片付け
壊すのは順調だったのだが、大変なのは後片付け。
大きなものはコンクリートハンマーで細かくするのだが、ラス金網つきなので細かくならなかったり、手に刺さったりと大変だ。
しかも膨大な産業廃棄物の山ができてしまった。これらはたぶんゴミの日には回収してもらえない。
壊すことよりも、壊したあとのほうがよっぽど大変だ。
いつものように鼻の中も真っ黒だ。