セルフリフォームの始まりはDIYでの解体

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リフォーム開始は自分で言うのもなんだけど、あまりにも突然の出来事だった。

DIYでリフォームするにあたってまず何をすべきかと、玄関を眺めていた時に、
「壁の裏はどんな風になっているのだろう」と思い、バールと金鎚を持ってきて壁を剥がしてみたのが事の始まり。

なんだか勢いづいてしまって、「ちょっとだけ」のつもりがずいぶん本格的なDIYをやってしまった。

何の準備もせずにやったものだから、妻が下駄箱の中の靴などをあわてて片付ける羽目になった。

リフォーム開始前の写真

リフォーム前の壁(左側)

上の写真が、リフォーム開始前の左側壁。
壁の上部は壁紙が張ってある。下部は腰壁風に板を張ってある。いずれも何年か前にDIYで貼ったもの。

リフォーム前の壁(右側)

便所横の壁。DIYを始める前には記念に写真を撮っておこうと思ったのだが、すっかり忘れていた。
マルノコで壁を切り始めてからあわてて撮影した。

解体DIY開始

DIYをはじめて5分後、早くもベニヤを1枚剥がした。
このベニヤは、以前にDIYで壁紙を貼る時に下地として貼ったもの。

解体の様子

ベニヤを剥がしたら壁紙を貼る前の古い我が家に戻ったような気分になった。
ベニヤを剥がす事自体はとっても簡単だった。マルノコで切れ目を入れてバールを隙間に入れてこじ開けるだけ。

ベニヤを取り外した

ベニヤが剥がれて数年前の我が家に戻った。

壁板と下駄箱を外す

我が家の下駄箱は作り付け。分厚い板ががっしりと壁に食い込んでいる状態になっていた。
本論とは関係ないけど、この下駄箱の奥行きが20数センチしかなく、男物の靴が入らないという摩訶不思議な代物だった。

下駄箱を外す前に、壁の下のほうを剥がしていく。
壁の板は垂直を確保するためか、間柱と壁の間には大量の飼い木が挟まれていた。

壁の中

下駄箱の天板のほうは、真柱に太い釘でがっしりと斜め打ちされていたので、釘をバールで引き抜いた。

下駄箱を解体

解体中の下駄箱

上の画像が、天板を除去したところ。
そして、下の画像が下駄箱を全部除去したところ。

DIYで解体中

使われている木は、山から切り出してきたばかりのような皮付きのよく製材されていないもの。古い家というのは驚くべき構造になっている。

夜になったので本日の営業は終了。ここまでの作業で1時間30分ほどしかかからなかった。
ものすごくうるさいDIY工事だったにもかかわらず、子供は寝ていた。
こんな工事を見られてしまったら、家の中で金鎚を振り回すに決まっているので、今後の工事が心配だ。

解体DIYその2

前日に続いて解体工事を行う。家の中のDIYには明るさは関係ないので夜でもできる。
平日にこうやってDIYをできるというのは幸せな気分だ。

台所側の壁を解体

まずは、腰壁を除去。 この腰壁はだいぶ前にDIYで作ったものだが、精度が異状に悪い。
当時の工事能力のなさが恥ずかしく思える。
そもそも腰壁に2x4を使うという発想がおかしい。

壁の解体

左が解体前、右が解体中の写真。

壁の中

腰壁が取れたら、中は上の写真のようになっていた。
意外なところに電線が通っていたのでびっくりした。切らなくてよかった。

この壁の裏側は台所になっているのだが、壁の下地は普通のベニヤ。防火素材でもなんでもない。古い家とはものすごいものだ。

ちょっとだけコンクリートを壊してみる

コンクリートをDIYで壊してみた 引き続いて玄関のタイル張りをちょっとだけ剥がしてみる。

既存の土台に垂木を乗せるために、下のほうをはつってみる。

タイルをハンマーで叩いて落としたあと、グラインダーで切れ目をいれ、切れ目にバールを差し込んだりハンマーで叩いたりしながら壊していく。
タイルわりと簡単に取れたが、その下のモルタルがものすごく固く、グラインダーで壊していくのに非常に苦労した。
おまけにグラインダーでの切断は、ものすごい埃と騒音が発生するので、どうもやる気が起きない。

次の工程へ

次へいよいよ壁を作る工事へ移っていく。

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