なんとか、ドアと窓はできた。続いて、外壁と壁断熱材をDIYで施工する。
外壁の下地
外壁DIYの最初は防水処理からはじまる。
タイベック(透湿防水シート)を巻く
外壁の下地として、まずはタイベック(透湿防水シート)を張っていく。
タイベックとは
タイベックとはデュポン社が開発したポリエチレン製の透湿防水シートのこと。
ホントは、製品名(固有名詞)なのだけど、大工も現場監督も透湿防水シート全般を、「タイベック」って呼んでた。
我が家で採用した透湿防水シートはデュポン社のものではなく、ノーブランド品だった。これは、
- タイベックはロール売りで我が家で使うには量が多すぎた。
- ノーブランド品はホームセンターで切り売りしてた
から。
タイベック(透湿防水シート)の設置はとても簡単だった。
透湿防水シートを伸ばして、真柱にタッカーでくっつけていくだけ。ただ、長さがあるので人員が2人必要だった。
ひとりがタイベックを伸ばして、もうひとりがタッカーで打ち付けていくという段取りだった。
胴縁の設置
続いて、「タイベック(透湿防水シート)の押さえ」兼「壁貼り付けのための下地」兼「通気層の確保」のために、胴縁を打ち付けていく。
ここは見えなくなる場所なので、だいたい水平になっていればよく、切断精度も厳密ではないのでDIYでも容易にできる作業だった。
窓まわりの防水処理
実は、我が家(30年以上前にプロが作ったもの)には、水切り金物は付いていないのだけど、最近リフォームした部分には付いていたので、DIYでリフォームする箇所にも水切り金物を付けることにする。
水切り金物の施工に先立って、窓の耳の部分に防水テープを貼る。
そして、金物の設置。
どこにどんな金物を使用すればいいかは、プロの工事の様子や、近所の家を入念に観察して調べていった。そしてホームセンターへ行って購入。
収まり部分は斜め切りなどちょっと難しい部分もあったけど、薄手の金物を使用したので、金物用ハサミでなんとか切ることができた。
断熱材の施工
最低限の防水処理ができた時点で壁に断熱材を貼っていく。
断熱材の施工はとっても簡単。断熱材の耳の部分をタッカーで真柱にくっつけていくだけ。
窓の上の狭い部分には、10年前から物置におきっぱなしになっていた、あまりモノのスタイロフォームを使用した。
簡単なDIYのわりに、断熱材を入れると、ぐっと部屋らしくなったのでとてもモチベーションが上がった。
外壁の施工
本当はこのあと、内部工事をしたのだけど外壁がらみの工事の続きなので、ここに外壁DIYの出来事をまとめておく。
DIYの写真がない
実はまとめておくといいながらも、写真が1枚もない。あまりにも真剣にDIYをやっていたので、写真を撮る余裕がなかった。
なので、完成イメージ図を貼っておく。
外壁は板張り
外壁は、サイディングにする予定だったのだけど、下記の理由により板張りとした。
- ホームセンターでサネ付きの外壁用板材が安かった
- 木材加工はDIYで慣れているのでやりやすい
- 板張りなら失敗しても風情と捉えることができる
- サイディングを施工するほど我が家のほかの部分はかっこよくない
- 木材は呼吸する材なので外壁と間柱の間の通気層にそれほどこだわらなくてもいい
DIYで外壁を貼るにあたって難しかったところ
板張り自体は水平を確保して釘止めするだけなので、それほど難しくなくないと思っていたのだけど、難しかったのは収まりやコーナー部分。
例えばだけど、上図のような変な形に部材を切る必要がある場所は、大変だった。
外壁をメインで担当した妻は相当苦労していた。
次は床のDIY
次はいよいよ、内部のリフォームDIY工事へ移っていく。