まずは、珪藻土を塗るための準備。
珪藻土を塗る準備
最初に、汚れては困るところにマスキングテープをする。
マスキングテープを貼る
マスキングテープは壁面から2ミリほどオフセットさせて貼る。
このマスキングテープが真っ直ぐになっていると、珪藻土を塗ったあとの仕上げがキレイに見えるらしいが、真っ直ぐに張るというのは簡単なようで難しかった。
しかもこのマスキングテープ処理、意外と時間がかかる上に、大量のテープを使用する。
珪藻土を混ぜる
続いて、珪藻土を混ぜる。
水と珪藻土をバケツの中に入れ、混ぜる。
撹拌には電動ドリル+撹拌アタッチメントを使った。
プロならば撹拌ドリルを使うのだろうが、そんなものは持っていないので代用したというわけだ。
だが、さすが専用ツールではないだけあってすぐに熱を持ってしまう。時々ドリルを休ませながら作業を行った。
ドリルがなければ手で撹拌作業を行うことになるが、手で撹拌すると1時間以上はかかりそうだ。
1時間も手で珪藻土を捏ねていると、DIYが嫌になりそうだ。
珪藻土塗りのDIY
さて準備は整った。いよいよ珪藻土を塗るDIYだ。
まずは一番難しいと思われる天井から塗っていく。
天井に珪藻土を塗るのはちょっと難しい
予想していたことだけど、天井に珪藻土を塗ろうとすると、ポタポタとこぼれてしまう。
一気にたくさん塗ろうとせずに少しずつ塗るのがコツだ。
あとは、珪藻土をコテに乗せて塗る時にすぐにしごくように塗る。
珪藻土は固まりになっているとボトッと落ちるが、すぐにしごいて薄くしてしまえば落ちてくることはない。
このコツを会得してからは、スムーズに塗ることができた。
壁に珪藻土を塗るDIYはわりと簡単
一方、壁に珪藻土を塗るのは比較的簡単だ。
妻でも塗れるほどなので、女性でも取り組める部類のDIYに入るだろう。
壁が4面あるので、休み休み珪藻土を塗っていく。途中で珪藻土が足りなくなったらまた撹拌、そして塗る、の繰り返しだ。
選択した珪藻土の色が石膏ボードの色に酷似していたので、どの部分が塗り済みでどの部分が塗り終えていない場所かわかりにくかった。
上の写真が珪藻土を塗った直後の様子。珪藻土がまだ乾いていないのがわかる。
難しいのは入隅と出隅
広い面の珪藻土塗りはそれほど難しくないのだけど、入隅と出隅がちょっと難しかった。
特にドア横に飾り棚を作ったのだけど、この部分は入隅と出隅が交錯していて、ものすごく難しかった。
珪藻土塗りの仕上げ
珪藻土を塗りながら仕上げの模様付けの作業を行っていく。
DIYの雑誌などではラフに塗ったほうが味が出てイイと書かれていたが、ラフに塗ると雑になってしまいそうなので、漆喰の壁のようにするべく、プラスチックのヘラで凹凸をつぶしていった。
が、その結果はイマイチなものだった。中途半端な平滑さ具合が、かえってみっともなく見えてしまう。それならば、思い切ってラフに仕上げるべきだったと思った。
上の写真が飾り棚付近の仕上げ。
表面仕上げはほぼ一様に写真のような感じになっている。
また、上にも書いたように出隅はガタガタだ。