畑に水やりをするために水道が必要だったので、水道管を分岐して配管工事を行った。
業者に頼むといろいろ問題があるので、もちろんDIY。
掘削
まず、土をひたすら掘っていく。
掘削する土は、半年前に盛土したばかりのもの。
おかげで土がやわらかく、わりとスムーズに事が運んだ。
水道管の分岐について
水道管はどこから分岐してもいい。メインの管から分岐してもいいし、枝管から分岐してもいい。
今回の畑の場合は、工事業者にあらかじめ枝管を少しだけ出してもらっていたので、そこから分岐した。
突然雨が降り出した
掘削を終え、水道の元栓を止めて接合工事を開始したとたん、ものすごい雨が降り始めた。
工事を終えるまで水道が使えないので、雨具を着て作業を続行していたが、とてもDIYをやってる場合ではないというほどの雨になってきたので、一時作業を中断。
小降りになったところを見計らって作業を再開。
給水管の中を排水
せっかく掘った穴に雨が入り込み、積み上げておいた掘削土が崩壊して大変なことになっていた。
まずは穴の中の泥水をバケツで救い出すことから作業を開始。
流れ込んだ土のおかげで工事途中の水道管も土の中になってしまった。
おかげで、かなりの土砂が管内に入り込んでしまっていた。
水道管工事再開
水道管の工事自体は、前にも書いたようにDIYでも容易にできる簡単なもの。
継ぎ手を利用しながら接着剤を塗布してひたすら管をつなげていく。
水栓をつける
わずかばかりのテクニックが必要なのが、水栓と管の接合。
テクニックといってもDIYレベルで言えばきわめて簡単なもの。
水栓のネジの部分にテープを撒きつけて、あとは水栓をねじ切りしてある継ぎ手のところにまわしてくっつけるだけ。
まわしすぎたときに逆回転させて調整すると水漏れの原因となるから注意。
でも本職の友人は、「少しぐらいなら逆回転させても問題なし」と言ってた。
ここで、水栓をちょうど真っ直ぐにつけるのがあえて言えば難しいポイントだろうか。
でも我が家の場合はDIYと割り切って、多少傾いていても気にしないことにしている。
工事完了
工事が終わって開栓したら赤水が出た。
途中の大雨のせいだ。
小石も詰まっていたためか最初は水の出がよくなかったが、しばらく水を出しっぱなしにしていおいたら、きれいな水になってきた。
一部の作業を雨中に行ったので、管同士の接着状況が心配だったけど、水漏れはないようだ。
漏れがないことを十分確認した後に、埋め戻しを行った。
プロに頼むと10万円ほどかかるところを、DIYでやったおかげで出費はわずか5000円ほどで済んだ。
繰り返しになるけど、水道配管工事のDIYはコストパフォーマンスが高い部類に入ると思う。