まず、モルタルを用意する
土留めを作った時と同様に、モルタルを練る。
セメントと砂の配合比は、1:3。
土留め作成の時はメトローズを使用したが、今回はハイフレックスを使用した。
NSハイフレックスは、モルタルの接着剤。今回のようなレンガの1段積みには必須アイテムではないけど、混入するとモルタルに粘り気が出て施工性がよいし、吸水調整の役割も果たす。
レンガを置いていく
いよいよレンガの積み方。
今回は背後にラティスフェンスがあるため、それを水平線に見立てる。あえて水糸は張らない。
基礎コンクリートの上にモルタルを均し、じゅうぶんに給水させたレンガを置いていく。
そして、レンガとモルタルをじゅうぶんに密着させ、かつ水平になるようにするためにゴムハンマーでレンガを叩き、水平を測る。
レンガワークの動画
文章で書くのは簡単だけど、確保するのは意外と時間がかかる。
恥をしのんで、たった1個のレンガに費やしたDIYの記録を晒してみる。
こっちの動画のほうが、少しはマシに作業できてる。
ついカッとなって、グローブを付けずに作業しているけど、これはやめた方がイイ。
NSハイフレックスをモルタルに混ぜていたこともあって、指や爪の中に入り込んだモルタルが1週間以上とれなかった。
途中経過
こんな感じ。
赤枠の部分が今回DIYしたところ。
散水栓周りの収まりの部分は、レンガを切断してパズルのように収めていく必要がある。
レンガ切断のDIY
収まり部分はどうしてもレンガの切断をする必要がある。
レンガを割るのは容易ではない
DIY雑誌などに、『レンガに傷をつけてレンガタガネで割ると簡単に割ることができる』
と書かれているけれど、そんなことがあるはずがない。
レンガタガネを使ってもびくともしない。
グラインダーで切らないとうまくいかないのです。
グラインダーはとっても危険な工具なので、取り扱いには十分注意しなくてはならない。
そしてものすごい音と粉塵が出るので、注意が必要。
レンガ切断の動画
レンガの収まり部分の処理
これがなかなか職人のようにうまくいかない。
レンガを切断しても大きすぎたり小さすぎたり。
レンガ花壇の完成
で、なんとか花壇の補修が終わった。
目地がなんともいえなくバラバラだけど、使えない状態ではない。