まずはブロック塀を立てる前に型枠工事を行う。DIYではじめてトライする未知の分野だ。
型枠の図面
小さな物置小屋のブロックとはいえ、型枠を切り出すのに図面がなかったら寸法がよくわからないので、図面を書いてみた。
この型枠図に基づき、DIYで型枠を作っていくことにする。
型枠用のセパ(セパレーター)を購入
まずは、基礎コンクリートの型枠を作る。
型枠同士をつなぎとめるために、「セパ(セパレーター)」という金具を使う。
「型枠をつなぎとめるのにセパを使う」ということは予備知識として知っのだけど、
- そもそもDIY製品ではないので、全然わかりやすい説明がない
- セパにはたくさんの種類がある上に、ナットなども買う必要があるのだけどどの種類のセパ(セパレーター)に対してどの付属部品がいるのかさっぱりわからない
ということで、必要なものを選定するのに結構苦労した。
結局、何度かホームセンターへ足を運んだり、近所の型枠現場を観察したりしながら、「カップセパ」というのと「板ナット」というものを購入。
左がカップセパで右が板ナット。
DIYで型枠を作ってみる
続いては型枠の作成。DIYで型枠を作るのははじめてだ。
コンパネを加工
まず、コンパネに「セパ」を通すための穴を開ける。型枠用のコンパネは、ホームセンターで厚さ10センチに切ってもらってある。
このコンパネをクランプではさんで一気に穴を開ける。
型枠用コンパネに灯油を塗る
コンクリートを打設したあとに簡単に型枠をはがせるように、型枠に油を塗る。
ホントは型枠専用の油があるのだけど、
- 少量では売っていない
- 油ならなんでもいいといろんなところに書かれている
ので、灯油を塗ってみた。
型枠を組み立てる
コンパネに開けた穴の内側にカップセパを通し、外側に板ナットを取り付けていく。
ホームセンターでセパ(セパレーター)を売っているのを見たときは、
「こんなものどうやって使うの???」
と思ったけど、やってみたら、なんとなく型枠はできた。
型枠を砕石の上に置き、水平を調整
出来上がった型枠を砕石の上に置いてみる。
案の定、砕石のうえは平らになっておらず、型枠が水平にならなかったので、型枠を上から石頭ハンマーで叩いてみたり、下に石をかませたりしながらごまかしつつ、水平を保つように小細工する。
型枠を作るまでは意外と簡単だったけど、水平を作り出すのは結構難しい。
な~んにもわからずDIYで適当にやってるからわかんないんだろうけど、プロの人はどうしてるのだろう??
型枠を固定
何とか水平をキープできたら、ずれ防止のために杭とか木片を使って型枠を固定していく。
固定方法がよくわからなかったので、あたりにあるいらない部材を使用して、とにかく動かないようにした。
プロの型枠固定方法
型枠の固定方法がよくわからなかったので適当に固定したけど、プロの型枠職人も小さな工事だと結構ありものの部材で適当に固定をしていた。
左の写真は、型枠DIY直後に近所の工事現場で見つけたプロの工事の様子。
意外と適当にやっていたので、安心した。