いよいよ型枠の中にコンクリートを入れ、基礎を作る。
コンクリート基礎の図面

型枠の高さは9センチ。上から1センチは均しモルタルとするので、基礎コンクリートの打設厚さは、8センチとなる。
上の図面の通りとすれば必要なコンクリートは、
((2.86*1.495)-(2.46-1.095))*0.08=0.232856m3
重さにして500~600kgだ。コンクリートミキサー車でも呼びたいところだけど、
- コンクリートやの知り合いがいない
- ミキサー車を呼ぶにしてはちょっと量が少ない
ということで、DIYでコンクリート練りすることにする。500kgのコンクリートをDIYで作らなければならないというのは始める前から気が重い話だ。
DIYでコンクリート工事
ここからが500キロのコンクリートを練る工程。
コンクリートの作り方とかコンクリートとモルタルの違いなどはこっちに書いてあります。
コンクリートを練る

一度に大量にコンクリートを練るのは体力的にしんどいので、一輪車の中で何度か分けながら練り作業を行う。
まずは砂とセメントを空練り。ここまでは比較的容易なDIYだけど、砂利を入れると急に重くなりしんどくなる。
さらに水を入れるとさらに混ぜのDIYは負担だ。暑い中、少しずつコンクリートを練っていく。
妻もいつものように日焼け止めを塗って参戦してくれた。
我が家のDIYは家族総出。というよりも妻も半ば強制的にDIYに駆り出される羽目になっている。
コンクリートを打設

混ぜ終わったコンクリートを強靭バケツに入れ型枠まで運ぶ。そして一気に流し込み、空隙ができないようにシャベルや棒などでひたすら突付く。
突きが甘いとコンクリートにたくさん空隙(ジャンカ)ができてしまうので、この作業は入念にやる。
ここでも妻が容赦なくDIYに参加。頑張ってくれる妻に感謝。

セルフレベラーでコンクリートの天端均し
コンクリートの打設が終わったら、天端を均す。
どうせ基礎の上にコンクリートブロックを置いてしまうので、この作業は必要はないのだけど、なぜこんなことをするのかというと、
「セルフレベラーをDIYで使ってみたかったから」
ただそれだけでそれ以外にな~んの理由もない。
セルフレベラーとは
名前の通り水から水平になろうと流れていくコンクリート。
粘度が低くて流れて行ってツルツルになる。
購入した製品は、本来ならば住宅基礎の天端に使用するもので、ブロックの基礎には全く施工不要の代物。
セルフレベラーを混ぜる
セルフレベラーは、軽量モルタルのように、ミキサーで混ぜる。
モルタルと比べると既定水分がムチャムチャ多く、泥水のような感じだ。
セルフレベラーを施工
施工といってもプロのようにポンプがあるわけでもない素人DIY。ただ単にバケツの中に入ったセルフレベリングコンクリートを流すだけだ。
こいつはあまり見慣れないDIYなので、やっていてとても面白かった。
面白いDIYということで動画にも残してみたけど、動画で見るとなんともしょうもない映像だ。
セルフレベラーを流して数日後
基礎コンクリートは「カチカチ」かつ「ピカピカ」に固まった。
水平にはなったけど、この基礎コンクリートの上にモルタルを載せる時にモルタルと基礎の付着が悪くて困りそうだ。
やっぱ、これはベースに施工するものではないと実感した。
大量のクラック発見

一見ツルツルの基礎コンクリート天端だけど水で濡らすと細かなクラックが大量にあった。
クラックは、一般的に水が多い時に現れる現象だ。
セルフレベリングコンクリートは水の配合量が厳格に決められているので配合の間違いはないはずなのだけど、
- 練りが甘かった
- 練り置きしている間にセメントが沈んでしまった
のいずれかにより、品質にムラがあったのかもしれない。
基礎コンクリート完成
とりあえず、基礎コンクリートのDIYが完成した。

型枠を外す
コンクリートが固まるまで待ち、翌週型枠を外す。

型枠を止めるために取り付けてあった板ナットを取り外す。そして、型枠の板を外す。
型枠の高さが10センチ程度と低かったためか、ちゃんと油を塗ってあったためか、型枠はすんなりと外すことができた。
型枠を外すと見えてきた問題点
型枠を外すと、これまで見えてこなかった問題点が見えてきた。


上の写真がコンクリートの締め固め不足によるジャンカ。
右の写真も同じようにジャンカができた跡。
空隙があったためにどんどんセルフレベラーが流れていってしまった様子がよくわかる。
ジャンカとは
締め固めの不良による施工不良のこと。豆板ともいう。
コンクリート内部に空隙ができ、豆菓子のようになっているように見える。
施工中にじゅうぶんにコンクリートを振動させたり突いたりしないと、コンクリートが型枠内部にいきわたらずに、こういった問題が起こる。
型枠を外し、基礎コンクリート工事終了

セルフレベラーによるクラックと多少のジャンカはあったものの、基礎コンクリートのDIYは深刻な問題もなく終えることができた。次は、ブロック塀を支える縦筋のDIYだ。






